SHIGERU新作展 ミクストメディアによる絵画(写真はその中の2点を断片的に撮影したものです)/ギャラリーエムズ 20日まで
青地大輔Birds in the room 映像(写真は映像のほんの一部分を断片的に撮影したものです)/
シファーカフェ 17日まで

この2展見に行ってきました。
展示会場に入るや、どちらもがジャズを聴きながらスウィングしているような高揚感!
前者はウィントン•マルサリスのトランペット、後者はハービー•ハンコックのピアノの音色が響いてくるような。
当のSHIGERUさんに何気に問うと、そのうちの一点はマイルス•デイヴィスに捧げるつもりで描いたということでしたので、まんざらあてずっぽでもないでしょ。
私にはもっと現在のニューヨークの息づかいをインスパイアさせてくれる作品だったのでした(行ったことはないけれど)。
青地さんの今回の映像は、モノトーンな感じがギャラリーに同化してモダンインテリアとしての可能性を感じさせてくれるものでした。
夜のガラスに反射する映像もおもしろく、また期間中県立美術館側を通行されるときはシファカの窓にご注目ください。
年末からずっと気ぜわしいからこそ、つとめて時間を割いてアーティスティックな空間に浸ろうとしています。
すでに展覧会は終了して、紹介し遅れましたが、
光延由香利作品展(下の写真は、その中の1点を部分的に撮影)/笠岡ワコーミュージアム と
佐藤孝洋油彩画展/アートガーデン は、
この時期の一幅の清涼剤でした。
ついつい時間を忘れて見入ってしまいました。
光延さんの着実に自分の絵画スタイルを確立しつつある姿が作品からも垣間見られたのは、ファンとしてもうれしい限りでした。
佐藤さんは、シュガーファイブ展の作品をさらに進化させた人物3部作に迫力さえ感じました。
今年もステキなアート情報お待ちしています、できるだけ見に行きますからね!
by マスター