アトリエ・ゼットで製作中の小川先生の息子さん、小川壮一さんが、備前焼作家として、初窯出し。
さっそく行ってきました。
工房は、備前に程近い「日本のエーゲ海」?と呼ばれる牛窓。
海と山とが隣接してて「晴れの國岡山」のなかでも、もっとも「晴れ」が似合うところだと思うんですが・・・。
小川壮一さんは穴窯と呼ばれる窯で焼かれていて、風合いはどちらかというと軽やかな感じ。
備前焼はのぼり窯という窯がよく知られていて、深い紫かかったようなしっとりした色合いのものはのぼり窯の特性らしい。(小川先生に教えてもらいました。。)
壮一さんのはもっと色合いも明るく乾いた風合いで、とっても若々しい。
形も装飾的じゃなく、スッキリして現代的。センスいいな〜と。
さっそく、カフェ・オ・レボールを購入。
手にしっくり収まる感じや、すっきりした丸いカーブがいいかんじ。
「ゼット」で使わせていただきます!
備前焼っていうと、どうもオジサンが床の間に飾ってる壷、とか徳利とぐい呑み、ビアジョッキってなイメージで、見た目も渋いしよくわかんない焼物でした。
でも4年くらい前にある作家さんと知り合いになって、マスターともども開眼!
備前焼っておもしろい!!
もともと土っぽい焼物が好きだったせいもあって、今や家の食器の8割は備前焼!
何を盛ってもおいしそうにみえるのは、とっても自然に近い(人口的じゃない)せいなのか。。。手触りもあたたかいんですよね。
人知を越えた、計算できない偶然がすごい効果で現れるとこなんかもいいですねえ。
「ゼット」でも備前焼を増やしていきたいなあ。
ともあれ、小川壮一さん、おめでとうございます。期待してます。